人望の集まらない人の表情や態度についてご紹介します。
前回、無意識でやってしまう「腕組み」に、人を拒絶するサインがあるとご紹介いたしました。
今回は表情についてご紹介します。
口角が下がっている人は「不満」をアピールしている
口角、いつも上がってますか?
自分の表情というものは、毎朝鏡を見る時には特に意識はしません。
そのため、仕事をしている時の自分の顔が、実は口角が下がっていて「不満そう」な表情になっている事に気が付かない方も多いのです。
口角というのは持ち上がっているとこのようなイメージを人に与えます。
- 機嫌がよさそう
- 優しそう
- 心を開いてくれている
- 話しかけやすそう
逆に、口角が下がっている人にはこのような印象です
- 不機嫌そう
- 何か不満があるのでは
- 怒っているのだろうか?
このように口元の上がり、下がり一つとっても相手に与えるインパクトや印象は絶大です。
先ずは自分の口角が下がり気味か、上がっているかチェックしてみてください。
無表情のまま鏡の前に立ってみてください。それが貴方が普段仕事に集中している時の顔です。その時の口角が下がっているのであれば、これからは口角の筋肉をきゅっと引き締めてあげていく事を意識しましょう。
顎が上がり気味な人は「傲慢」な印象を人に与える
「顎であしらう」「顎で人を使う」という言葉がある通り、尊大で偉そうな態度には「顎」がついてまわります。
例えば上司が「あそこの書類シュレッダーにかけといて」と顎でその書類を指さしたら「イラッ」ときませんか?
これが顎で人を使うという行動です。
顎をあげることで、上から人を見下ろすような目つきになります。つまり、顎をあげるというのはわざわざ相手を見下すためにする行動なのです。
また顎というのは人間の急所の一つのため、それを相手に見せつける事で相手よりも自分が強いと誇示する事になります。
ですが怖い事に、顎を使う人や、顎で人に指図をするひと、目下の人と会話をするときに顎をあげる人というのは存在します。
彼らは頭で理解してそのような行動を取っているのではなく、癖になってしまっているのです。
自分では無意識の行動なのに、他人から見ると偉そうで傲慢、嫌な人という感想になってしまっています。
一方で謙虚なポーズというのは「顎を引く」と言う事でアピールする事ができます。
たとえ貴方がどんなに営業成績や仕事面で評価されても、顎を引いていれば相手からは「あの人謙虚ね」とみられるのです。
顎の位置一つで、表情が大きくかわっえて見えてしまうのです。
人望のあるビジネスマンを目指すのであれば、是非とも顎を引き気味に。