面白くないことや、イライラする事は人生生きていれば誰しも抱く感情です。
怒るなとか怒りをあらわにするな、と言われても、それはどだい無理な話です。
特に相手が不誠実であったり、相手の裏切り、相手が失礼な態度を先にとった場合なんて、こちらには何の落ち度もありませんから怒るのは当たり前です。
ですが、その時の怒り方によって、人望を集める人もいれば、人が離れていく人もいるのです。
人望のある人物になるには「怒り方」を知ること
人が全くよってこない人間の怒り方には特徴があります。
- 感情の赴くまま相手を叱責する
- 自分の機嫌の悪さのまま必要以上に相手を攻撃する
- 相手の人格、家族否定をする
- 業務に関係ないないようで攻撃する
このように自分の感情のストレス吐き口であるかのように他人をサンドバックにするような怒り方をする人は、人望は集まりません。
周りからみて、ただのストレス発散のために叱っているのがまるわかりだからです。
また、自分自身の怒りのコントロールが全くできておらず、冷静さに欠け、大人としての振る舞いができていないように見えるからです。
ですが一方で人望を集める人の怒り方は違います。
- 冷静に相手の悪い点だけを指摘する
- 怒鳴ったりはしない
どうでしょうか。自らの怒りをしっかりコントロールしており、感情のまま相手に怒鳴り散らすようなことはありません。
つまり、人望のある人は自らの怒りの感情をしっかり手綱を握っている大人の振る舞いができることなのです。
もし上司二人が目の前にいて、片一方は自分のイライラした感情を気分に乗せて怒鳴り散らす上司。
もうひとりはしっかりと、部下の悪い点を冷静に指摘し、説明をしてくれ、改善のための方法に導いてくれる上司がいます。
あなたはどちらの上司の元で仕事がしたいでしょうか?
怒りのコントロールは「アンガーマネジメント」といいます。
アンガーマネジメントのための方法や手段などは学ぶことができますので、貴方が一つ上司として正しい怒りのコントロール方法を身につけたいと考えているのであれば、学んで身につけるべきスキルです。