人望のあるビジネスマンになる

人から尊敬されるビジネスマンとは

薦田典佳 | 相手の立場から物事を見ると世界が変わる

人望のある人間になるためには、自分のことばかり考えているのではいけません。

自分のことばかり考えている人は、まずは相手の立場に立って物事を考えるという練習をしてみましょう。

相手の立場を考えると世界が広がる

例え話をします。

Aさんは営業マンです。毎日時間に追われており、営業サポートのC子さんに次々に見積もり書類の作成依頼をかけました。

ですがC子さんは新入社員のためあまり仕事のスピードが早くありません。

本日欲しかった会議資料が、まだできていないとC子が直前になって報告してきたのです。

Aさんはイライラして「何やってるんだ!」とC子を厳しく叱責しました。

このようなシーンはよくあるものだと思います。

Aさんの立場からすれば、C子に納期を伝えているのだから納期を守ることがC子の仕事です。

残業でもなんでもすれば良かったのに、C子はそれをしませんでした。また直前に出来ていないことを報告してくるのは言語道断です。

ですので、Aさんの立場からC子を厳しく叱責するのは当たり前のことだと思います。

ですが、人望のある人はさらに一つ「相手の立場」の視点について考察をします。

相手の立場で物事を考えると、相手への労わりが生まれる

相手の立場に立つということは、相手の事情を慮るという行動です。

相手からしたら自分の事情を組んでくれる人に対し、信頼感が生まれます。

この場合AさんがC子を頭ごなしに叱責するのではなく、C子の事情を組むとこのようなことが考えられました。
自分がイライラしていたのでC子は相談がしにくかったのではないか?

C子は新入社員なので、納期の大切さについて理解していなかったのではないか?

会議に使用するということをC子に自分が伝えていなかったので、資料の大切さを理解していなかったのではないか?

C子は残業ができない理由があるのではないか?

このように相手の立場について考察をした上でAさんは「何故、納期が遅れることを事前に自分に相談しなかったのか。理由があるなら聞かせて欲しい」とC子に確認しました。

そうするとC子はAさんから次々と案件を振られてパニックになっていた。納期が遅れることに気がついたけれど怖くて相談できなかった、と回答したのです。

ここでAさんが頭ごなしに叱責だけしていたら、今後もC子は同じようなミスを繰り返していたことになります。

このように、イライラしたり、感情のままに自分の立場だけで相手を叱責したり、相手を非難するということは誰でもやっていることです。

ですが、相手の立場に立って物事をみると、深く相手の都合や事情を汲むことができるようになります。

そこに人望というのは集まるのです。